異類(人間以外のキャラクター)について研究報告・情報提供・談話をする集まりです。妖怪関連多め。時代や地域は問いません。古典文学・絵巻・絵本・民間説話・妖怪・マンガ・アニメ・ゲーム・同人誌などジャンルを越境する会です。TwitterID: @iruinokai
第3回例会案内です。
今回は口承文芸研究の観点から、近世説話を題材にお話してもらいます。
日時 12月22日 2:00頃
場所 都庁南展望台
※JR新宿西口改札前みどりの窓口(改札向きの壁際)で待ち合せてから展望台に向かいます。2時集合。
広川 英一郎
人と異類の交渉―異類交歓譚の可能性―
口承文芸研究史において、人と異類が性的接触を持つ類の説話は「異類婚姻譚」 として分類されてきた。
結婚して時には子をもうけるという枠組みは、結婚を日本人の究極の人生目標とする学問的仮説に由来し、以降も性的な要素を抵抗なく消化するための装置として機能してきたが、言うまでもなく捨象されてきた部分も大きい。
この枠組みを捉え直す事で人と異類の交渉史に新しい可能性を模索したい。
今回は「伊勢の浦の小僧、円魚の子の事」『奇異雑談集』を中心に考察を行う。
今回は口承文芸研究の観点から、近世説話を題材にお話してもらいます。
日時 12月22日 2:00頃
場所 都庁南展望台
※JR新宿西口改札前みどりの窓口(改札向きの壁際)で待ち合せてから展望台に向かいます。2時集合。
広川 英一郎
人と異類の交渉―異類交歓譚の可能性―
口承文芸研究史において、人と異類が性的接触を持つ類の説話は「異類婚姻譚」 として分類されてきた。
結婚して時には子をもうけるという枠組みは、結婚を日本人の究極の人生目標とする学問的仮説に由来し、以降も性的な要素を抵抗なく消化するための装置として機能してきたが、言うまでもなく捨象されてきた部分も大きい。
この枠組みを捉え直す事で人と異類の交渉史に新しい可能性を模索したい。
今回は「伊勢の浦の小僧、円魚の子の事」『奇異雑談集』を中心に考察を行う。
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