異類(人間以外のキャラクター)について研究報告・情報提供・談話をする集まりです。妖怪関連多め。時代や地域は問いません。古典文学・絵巻・絵本・民間説話・妖怪・マンガ・アニメ・ゲーム・同人誌などジャンルを越境する会です。TwitterID: @iruinokai
第23回異類の会例会のご案内
日時:11月25日(金)18時30分~
場所:青山学院大学11号館2階1121教室
大坪舞氏
「持明院基春と鷹書」
要旨:
室町後期においては鷹書が盛んに生成されていく。持明院基春とその子基規は、多くの鷹書の執筆・書写に携わると同時に、入木道・郢曲道の家を確立し、室町後期の公家の芸道を研究する上で注目すべき父子である。
京ではなく美濃で過ごすことも多かった基春の鷹書においては京都における天皇の鷹狩にまつわる記載が多く含まれている。中でも禁裏御料の狩場であり、日次の贄を献上するために鷹狩が行なわれた交野は歌枕としても定着しており、和歌に多く詠まれると同時に、基春の鷹書にも記載がみられる。
本発表では、持明院基春周辺を中心に中世における禁野交野の記載を検討することによって、室町後期以降、公家の地方下向が盛んであった時代における在国、京という二つの空間を、その精神も含めて明らかにすることを目的とする。
日時:11月25日(金)18時30分~
場所:青山学院大学11号館2階1121教室
大坪舞氏
「持明院基春と鷹書」
要旨:
室町後期においては鷹書が盛んに生成されていく。持明院基春とその子基規は、多くの鷹書の執筆・書写に携わると同時に、入木道・郢曲道の家を確立し、室町後期の公家の芸道を研究する上で注目すべき父子である。
京ではなく美濃で過ごすことも多かった基春の鷹書においては京都における天皇の鷹狩にまつわる記載が多く含まれている。中でも禁裏御料の狩場であり、日次の贄を献上するために鷹狩が行なわれた交野は歌枕としても定着しており、和歌に多く詠まれると同時に、基春の鷹書にも記載がみられる。
本発表では、持明院基春周辺を中心に中世における禁野交野の記載を検討することによって、室町後期以降、公家の地方下向が盛んであった時代における在国、京という二つの空間を、その精神も含めて明らかにすることを目的とする。
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