第11回例会案内です。
今回は以前取り上げた人間と異類との婚姻説話の考察(下記URL参照)を発展させたものとなります。
http://irui.zoku-sei.com/Entry/11/
日時 8月30日 2:00頃
場所 都庁南展望台
※JR新宿西口改札前みどりの窓口(改札向きの壁際)で待ち合せてから展望台に向かいます。
2時集合。
広川英一郎
人と異類の交渉・続考
本年1月の例会において、人と異類の性的な交渉が全て「婚姻譚」と括られる点に対する疑問から出発し、世間話としての人と円魚の交接譚を取り上げた。
大きな進展は無いものの、若干の新資料を交えて、このテーマについて考察を行いたい。
日時 7月16日(金曜日) 午後6時
場所 国学院大学
※会場となる教室は3409号室です。
3号館4階にあります。
待ち合わせ場所は次の通りです。
学術メディアセンター(図書館が入っている建物)
1階ラウンジ
http://www.kokugakuin.ac.jp/content/000007812.pdf
大谷貞徳
『平家物語』における馬の記述からみえるものー『源平盛衰記』を中心にー
『平家物語』には馬が多数登場し、記述にはばらつきがある。
毛色を記す馬、名前を記す馬などである。
馬に注目して平家物語諸本を比べてみると『源平盛衰記』に特徴が見いだせる。
今回は『源平盛衰記』における馬の記述に注目することでなにがわかるかを発表する。
第9回例会のご案内です。
日時 6月18日(金曜日) 午後6時
場所 国学院大学
※会場となる教室は3409号室です。
3号館4階にあります。
待ち合わせ場所は次の通りです。
学術メディアセンター(図書館が入っている建物)
1階ラウンジ
http://www.kokugakuin.ac.jp/content/000007812.pdf
伊藤慎吾
お伽草子『玉藻の草紙』新出本の紹介
お伽草子『玉藻の草紙』は妖狐玉藻の前を題材とした短編物語である。
伝本は比較的多く伝わるが、今回紹介する『玉藻前之双紙』は近世後期写本であるが、真字本である点に他本と異なる特徴がある。
当該伝本の基礎情報を示す予定である。
第8回例会案内です。
日時 5月14日(金曜日) 午後6時
場所 国学院大学
※会場となる教室は3410号室です。
3号館4階にあります。
待ち合わせ場所は次の通りです。
学術メディアセンター(図書館が入っている建物)
1階ラウンジ
http://www.kokugakuin.ac.jp/content/000007812.pdf
塩川和宏
『隠れ里』に見る擬人化とパロディ構造
『隠れ里』は近世ごく初期に成立したと見られるお伽草子で、様々な動物や神仏が入り乱れる異類物である。
本発表では、『隠れ里』における動物と神仏の擬人化を通して、当時の人々の擬人表現への意識を探る。また、それを手がかりに、『隠れ里』におけるパロディの特徴について考える。