異類(人間以外のキャラクター)について研究報告・情報提供・談話をする集まりです。妖怪関連多め。時代や地域は問いません。古典文学・絵巻・絵本・民間説話・妖怪・マンガ・アニメ・ゲーム・同人誌などジャンルを越境する会です。TwitterID: @iruinokai
タイトル:
昭和のお化け屋敷 鑑賞会
発表者:
笹方政紀氏
娯楽施設としての『お化け屋敷』については、 1994年刊の橋爪紳也『化物屋敷―遊戯化される恐怖』 に詳しく、それ以降については、 お化け屋敷をプロデュースする者の記したものなどが認められる。
今回は新聞や雑誌などに掲載された記事や広告などを中心に、 昭和のお化け屋敷について鑑賞する機会を設けた。 街中で掛けられたお化け屋敷を押さえた上で、関東イベント会場・ 遊園地において読売新聞が後援し、 乃村工藝社が携わったものを中心に昭和の初めから終わりまでを概 観した。
題材として、四谷怪談や木幡小平治、 累などの昔ながらの歌舞伎や講談などに取材したものや、 晒し首や磔など死骸を表現したもの、その他幽霊、 妖怪を基本としつつも、 お化け屋敷がその時々の流行や時事を反映したものも取り込みなが ら展開した様子を確認した。
今後はさらに時代や場所などを広げ、関連資料を収集し、 お化け屋敷の世界を総覧できるよう心掛けるとともに、 研究材料として昇華するよう試みてみたい。(文・笹方政紀氏)
※これは2022年10月16日(日) にオンラインで開催された第126回異類の会の報告です。
※上記の文章を直接/間接に引用される際は、 必ず発表者兼執筆者の名を明記してください。
※次回は11月20日(日)15時00分オンライン開催です。
昭和のお化け屋敷 鑑賞会
発表者:
笹方政紀氏
娯楽施設としての『お化け屋敷』については、
今回は新聞や雑誌などに掲載された記事や広告などを中心に、
題材として、四谷怪談や木幡小平治、
今後はさらに時代や場所などを広げ、関連資料を収集し、
※これは2022年10月16日(日)
※上記の文章を直接/間接に引用される際は、
※次回は11月20日(日)15時00分オンライン開催です。
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