異類(人間以外のキャラクター)について研究報告・情報提供・談話をする集まりです。妖怪関連多め。時代や地域は問いません。古典文学・絵巻・絵本・民間説話・妖怪・マンガ・アニメ・ゲーム・同人誌などジャンルを越境する会です。TwitterID: @iruinokai
第123回開催のご案内
日時:7月30日(土)15時00分
発表者:
齊藤竹善氏
要旨:
日時:7月30日(土)15時00分
会場:オンライン(Zoom)開催
タイトル:
「隠れ蓑笠」は誰のものか? ―姿を隠す鬼と天狗―
「隠れ蓑笠」は誰のものか? ―姿を隠す鬼と天狗―
発表者:
齊藤竹善氏
要旨:
身に着けた者の姿を隠す不思議な道具である「隠れ蓑」、「隠れ笠」についての記述は、古くは平安時代からみられる。そして、この「隠れ蓑笠」は、歴史的には鬼との結びつきが深く、古くは鬼の宝物の一つとしてよく知られていた。
しかし、隠れ蓑が登場する民話として有名なものは「隠れ蓑笠」型民話であり、この民話類型における「隠れ蓑笠」の所有者はほとんどが天狗として語られている。歴史的には鬼と結びつきが強かった「隠れ蓑笠」が、なぜ天狗の持ち物としてイメージされたのか。隠れ蓑笠をめぐる諸相を概観し、検討していきたい。
※来聴歓迎!
初めて参加する方は
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にDM等でご一報ください。
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第121回開催のご案内
日時:5月29日(日)16時00分
発表者:
羽鳥佑亮氏
要旨:
※来聴歓迎!
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日時:5月29日(日)16時00分
会場:Zoom
タイトル:
神仏による「祟り方・罰のあて方」
神仏による「祟り方・罰のあて方」
発表者:
羽鳥佑亮氏
要旨:
神仏は御利益をもたらすだけでなく、祟ったり、罰をあてたりする。従来、人々が神仏の祟りや罰をどのように考え向き合い対処したか、また、神仏は祟りや罰をもたらすことから、どのような存在とされてきたかは論じられてきた。しかし、神仏の祟りや罰がどのように表現され描かれてきたかについては、ほとんど論じられていないようである。
そこで本発表では、神仏の祟り方・罰のあて方そのものに注目し、特に、対象が疾病を患うもの、対象が事故に遭遇するものから、神仏による祟り方・罰のあて方の表現の変遷について、大きな潮流を確認してみたい。
※来聴歓迎!
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第120回開催のご案内
日時:4月13日(日)16時30分
(参考)伊藤慎吾『擬人化と異類合戦の文芸史』(三弥井書店)
日時:4月13日(日)16時30分
会場:Zoom
タイトル:
近世期異類合戦物の見取り図
近世期異類合戦物の見取り図
発表者:
伊藤慎吾
伊藤慎吾
要旨:
色々なものが擬人化して、「餅と酒」「酒と煙草」「魚類と青物」「藥と病」など、二つの軍勢に分かれて合戦を繰り広げる物語を異類合戦物と呼ぶ。
中世後期に軍記物のコンセプトを受け継いで発展していき、近世期には物語文学・語り物文芸・草双紙・話芸・絵画・瓦版・落書など、様々なかたちで創作されていった。
今回は「餅と酒」「酒と煙草」といったコンテンツがそれぞれどのように展開していったのか、ごく大まかな見通しを提示していきたい。
(参考)伊藤慎吾『擬人化と異類合戦の文芸史』(三弥井書店)
第119回開催のご案内
日時:3月13日(日)16時30分
日時:3月13日(日)16時30分
会場:Zoom
タイトル:
民俗事例ZOOM聞き書きの集い 序
民俗事例ZOOM聞き書きの集い 序
発表者:
永島大輝氏
永島大輝氏
要旨:
基本的に、談話です、そして民俗学徒に発表者に事例を教えてあげる回である、と思ってください。
尚、その際に出身地や世代、年齢などについてお聞きすることがあるかも知れませんが、答えたくなければ答えなくて大丈夫です。また、オンラインになった異類の会の特性として、何十人もの顔も声も名前も知らない方々の参加がありますので、本名などもなくても良いです。その際に、事前にご家族やご友人に確認しておいていただければと思います。コロナ禍ですが、ご家族にはお話が聞けるかも知れません。もちろん確認されなくとも平気です。
思い出せることは、もちろん、世代が違えば、新たに家族内での発見もあるかもしれません。
※来聴歓迎!
初めて参加する方は
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