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異類(人間以外のキャラクター)について研究報告・情報提供・談話をする集まりです。妖怪関連多め。時代や地域は問いません。古典文学・絵巻・絵本・民間説話・妖怪・マンガ・アニメ・ゲーム・同人誌などジャンルを越境する会です。TwitterID: @iruinokai
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日時:6月27日(日)15時~
場所:Zoom
発表者:河津 創 氏
タイトル:
 旅するゴブリン
 ~1980年代ゲームブック、ファイティング・ファンタジーにおける
  妖精的ヒューマノイドの表現~
要旨:
 文学における妖精の表現は、ヨーロッパにおける民話、北欧のエッダ、シェイクスピアの表現、またキリスト教における悪魔的存在として意味の付加などを素地にアンデルセンの童話集を経てロマン主義そしてヴィクトリア朝気における児童文学の中で表現されてきたとされる。そして、20世紀にはトールキン、C.S.ルイス、チャールズ.ウィリアムズのインクリングスらの表現を経つつ、妖精の表現は逐次日本においても供給されてきた。
 本発表では、複雑な経歴を辿る妖精物語の歴史の中で、作家により様々に表現されてきた対象がゲームというメディアを通して表現された1980年代において、とらえがたいその姿が日本においてどのように供給されたか、ファイティング・ファンタジーという一連の作品群においてイラスト製作者である発表者が特に描き分けづらさを感じたタイタン世界のヒューマノイド型の敵対的種族の表現を検討する。具体的にはゴブリン・オークを中心に文と挿絵の分析を行った。


※参加歓迎。
 初めて参加希望の方は、「異類の会広報用」(TwitterID:@iruinokai)にDMを。




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第109回 異類の会

日時:2021年5月30日(日)15時開始
場所:Zoom

タイトル:異類「リュウグウノツカイ」の怪異の諸相

発表者:寺西まさひろ氏

要旨
 リュウグウノツカイはその特異な外見と名称および希少性のため、海岸に漂着しただけでもニュースになるなど深海魚・珍魚の代表格ともいうべき存在感をもつ魚である。かつては名も知れぬ奇魚として扱われることもあったが、今やその名や姿は多くの人に知られている。
 この魚の到来は地震の前兆であるとまことしやかに囁かれたり、反対に幸運の前兆と捉えられることもある…らしい。
 また人魚や大海蛇といった想像上の存在の「正体」だとする言説が流布し、2020年にはかのアマビエと結びつくなど、リュウグウノツカイは異類として興味を惹かれる特質をもっている。
 発表では各種媒体における「リュウグウノツカイ」解説や受容の事例を紹介・比較しつつ、“神秘”の魚に向けられてきた視線から、俗信の変遷や妖怪キャラクター造形の手法の一端なども考察してみたい。

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第108回 異類の会

日時:2021年4月25日(日)15時開始
場所:Zoom

タイトル:日中における動物観の比較
                  ─お伽草子・『聊斎志異』を中心に―

発表者:穆雪梅氏

要旨
 近年、お伽草子の研究では、絵画史、民俗史、宗教史など多方面にわたって行われている。
 発表者は、これらの優れた研究を踏まえながら、お伽草子の「異類物」特に、その中の動物の登場する作品に着眼し、動物の擬人化・変身について、研究を行っている。
 本発表では、これまでの研究を基に、お伽草子のみならず、中国の怪異小説の白眉とされている『聊斎志異』も取りあげ、作品における動物の変身、異郷の描写などを比較する。
 両者の作品に登場する動物がどのように描かれているのか。それぞれの特徴・独自性及び、相違点がみられるのか。
 これらの疑問を明らかにした上で、これまでの日中文学の比較研究とは異なる視点から、お伽草子の時代における日中の動物観、異郷観を検討したい。

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第107回 異類の会

日時:2021年3月21日(日)15時開始
場所:Zoom

タイトル:日本中世の地震と異類――龍神説の形成と展開
発表者:児島啓祐氏


要旨
日本の地震原因伝承・地震観の研究では、龍(中世)から鯰(近世)へという変化が指摘されてきた。
本発表では、社会史・災害史・民俗学分野で蓄積された従来の研究に学び、それらを紹介しつつ、中世を龍の時代と捉えることへの一つの疑念を新たに提示したい。
それは、龍の説が日本中世の地震観といえるほどに普遍性を持ち得ていたのだろうか、という疑問である。
これまでの研究(歴史学・民俗学)では、時代・社会に共有された地震観・信仰を捉えることが重視されてきた。
しかし、龍の説がいかに作り出されたのか(形成の経緯)、それが一人一人の記録者によってなぜ選ばれたのか、どのように描かれたのか(意義及び展開)、これらの問いかけはほとんど試みられてこなかったように見受けられる。
本発表の目的は、特殊性や独自性を重視する文学研究の観点から、中世の龍神説を捉え直し、諸書における所説の固有の位置付けを見出すことである。

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第106回 異類の会

日時:2月28日(日)15時開始

場所:Zoom


発表者:林京子氏
タイトル:下野岩船山高勝寺奇譚
     ―怪奇・天狗・霊験―

要旨:
栃木県栃木市の岩船山高勝寺は謎の多い寺院である。岩船山は室町期には霊験記などにも記載される生身の地蔵出現の霊地であった。
人々を往生に導く生身の地蔵は、江戸時代の享保4年に突如流行神となって関東平野を西に進軍し、広い範囲に熱狂的な巡行の痕跡を残している。(福田アジオ『歴史的探索の手法―岩船地蔵を追って』)
現在の高勝寺は死者供養霊地として関東一円の信仰を集めているが、寺宝の縁起類(漢文の真名縁起全一巻、かなで描かれた絵巻全五巻)にはそのことはまったく書かれていない。
また大正末に本堂が全焼し古文書類がない。
発表者は高勝寺の縁起類の解読を進めているが、ここにはいわゆる「霊場」につきもののディープな世界が展開している。
本発表では、高勝寺にまつわる知られざる様々な怪奇譚、岩船山の天狗、現在の霊験譚などを、実地調査した画像を交えて紹介したい。

※参加歓迎。
 初めて参加希望の方は、@NarazakeMiwa(TwitterID)

 もしくは「異類の会広報用」(@iruinokai)にDMを。

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15
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非公開
誕生日:
2009/09/15
自己紹介:
新宿ミュンヘンで誕生。

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