異類(人間以外のキャラクター)について研究報告・情報提供・談話をする集まりです。妖怪関連多め。時代や地域は問いません。古典文学・絵巻・絵本・民間説話・妖怪・マンガ・アニメ・ゲーム・同人誌などジャンルを越境する会です。TwitterID: @iruinokai
第124回開催のご案内
日時:8月20日(土)15時00分
発表者:
怪作戦テラ氏
要旨:
日時:8月20日(土)15時00分
会場:オンライン(Zoom)開催
タイトル:
ヤロカ水の広がり~地理・時間・内容~
ヤロカ水の広がり~地理・時間・内容~
発表者:
怪作戦テラ氏
要旨:
「ヤロカ水」と称される伝説がある。
水木しげるの図鑑類、柳田国男の『妖怪談義』などでも取り上げられており、比較的知られた話と思われる。「やろかやろか」の声に「よこさばよこせ(いこさばいこせ)」と答えてしまうと洪水が来るというものである。
ただ、木曽川を挟んで愛知・岐阜の両側に話が残っていることもあって「木曽川流域各地にて伝わる…」といった趣旨で説明されることが少なくないのであるが「木曽川」と一口に言っても、その流域は非常に広大である。果たして、実際にはどれくらいの広がりを持って伝わっているのだろうか。また、時間的にもどれくらい遡れるものであろうか(多くの説明は『郷土研究』由来の、犬山と太田の話が主と思われる)。
地域資料を確認すると、あまり言及されていない近世資料にもヤロカ水に関する記述があり、また「ヤロカ水で〇〇が流されてきた」と称する寺社なども確認できる。木曽川から少し離れた場所にも伝承が確認できた。その一方、木曽川沿いであっても、犬山からそれほど離れた地域では(今の所)伝承を確認出来なかった。
「ヤロカ水」の地理、時間、内容などについて、整理分析を行いたい。
※来聴歓迎!
初めて参加する方は
TwitterID: @iruinokai
にDM等でご一報ください。
※来聴歓迎!
初めて参加する方は
TwitterID: @iruinokai
にDM等でご一報ください。
PR
第123回開催のご案内
日時:7月30日(土)15時00分
発表者:
齊藤竹善氏
要旨:
日時:7月30日(土)15時00分
会場:オンライン(Zoom)開催
タイトル:
「隠れ蓑笠」は誰のものか? ―姿を隠す鬼と天狗―
「隠れ蓑笠」は誰のものか? ―姿を隠す鬼と天狗―
発表者:
齊藤竹善氏
要旨:
身に着けた者の姿を隠す不思議な道具である「隠れ蓑」、「隠れ笠」についての記述は、古くは平安時代からみられる。そして、この「隠れ蓑笠」は、歴史的には鬼との結びつきが深く、古くは鬼の宝物の一つとしてよく知られていた。
しかし、隠れ蓑が登場する民話として有名なものは「隠れ蓑笠」型民話であり、この民話類型における「隠れ蓑笠」の所有者はほとんどが天狗として語られている。歴史的には鬼と結びつきが強かった「隠れ蓑笠」が、なぜ天狗の持ち物としてイメージされたのか。隠れ蓑笠をめぐる諸相を概観し、検討していきたい。
※来聴歓迎!
初めて参加する方は
TwitterID: @iruinokai
にDM等でご一報ください。
※来聴歓迎!
初めて参加する方は
TwitterID: @iruinokai
にDM等でご一報ください。
第121回開催のご案内
日時:5月29日(日)16時00分
発表者:
羽鳥佑亮氏
要旨:
※来聴歓迎!
初めて参加する方は
TwitterID: @iruinokai
にDM等でご一報ください。
日時:5月29日(日)16時00分
会場:Zoom
タイトル:
神仏による「祟り方・罰のあて方」
神仏による「祟り方・罰のあて方」
発表者:
羽鳥佑亮氏
要旨:
神仏は御利益をもたらすだけでなく、祟ったり、罰をあてたりする。従来、人々が神仏の祟りや罰をどのように考え向き合い対処したか、また、神仏は祟りや罰をもたらすことから、どのような存在とされてきたかは論じられてきた。しかし、神仏の祟りや罰がどのように表現され描かれてきたかについては、ほとんど論じられていないようである。
そこで本発表では、神仏の祟り方・罰のあて方そのものに注目し、特に、対象が疾病を患うもの、対象が事故に遭遇するものから、神仏による祟り方・罰のあて方の表現の変遷について、大きな潮流を確認してみたい。
※来聴歓迎!
初めて参加する方は
TwitterID: @iruinokai
にDM等でご一報ください。
第120回開催のご案内
日時:4月13日(日)16時30分
(参考)伊藤慎吾『擬人化と異類合戦の文芸史』(三弥井書店)
日時:4月13日(日)16時30分
会場:Zoom
タイトル:
近世期異類合戦物の見取り図
近世期異類合戦物の見取り図
発表者:
伊藤慎吾
伊藤慎吾
要旨:
色々なものが擬人化して、「餅と酒」「酒と煙草」「魚類と青物」「藥と病」など、二つの軍勢に分かれて合戦を繰り広げる物語を異類合戦物と呼ぶ。
中世後期に軍記物のコンセプトを受け継いで発展していき、近世期には物語文学・語り物文芸・草双紙・話芸・絵画・瓦版・落書など、様々なかたちで創作されていった。
今回は「餅と酒」「酒と煙草」といったコンテンツがそれぞれどのように展開していったのか、ごく大まかな見通しを提示していきたい。
(参考)伊藤慎吾『擬人化と異類合戦の文芸史』(三弥井書店)
第119回開催のご案内
日時:3月13日(日)16時30分
日時:3月13日(日)16時30分
会場:Zoom
タイトル:
民俗事例ZOOM聞き書きの集い 序
民俗事例ZOOM聞き書きの集い 序
発表者:
永島大輝氏
永島大輝氏
要旨:
基本的に、談話です、そして民俗学徒に発表者に事例を教えてあげる回である、と思ってください。
尚、その際に出身地や世代、年齢などについてお聞きすることがあるかも知れませんが、答えたくなければ答えなくて大丈夫です。また、オンラインになった異類の会の特性として、何十人もの顔も声も名前も知らない方々の参加がありますので、本名などもなくても良いです。その際に、事前にご家族やご友人に確認しておいていただければと思います。コロナ禍ですが、ご家族にはお話が聞けるかも知れません。もちろん確認されなくとも平気です。
思い出せることは、もちろん、世代が違えば、新たに家族内での発見もあるかもしれません。
※来聴歓迎!
初めて参加する方は
TwitterID: @iruinokai
にDM等でご一報ください。
※来聴歓迎!
初めて参加する方は
TwitterID: @iruinokai
にDM等でご一報ください。
カレンダー
09 | 2025/10 | 11 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
カテゴリー
最新記事
(09/17)
(09/16)
(08/25)
(08/19)
(07/22)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
異類の会
年齢:
16
性別:
非公開
誕生日:
2009/09/15
自己紹介:
新宿ミュンヘンで誕生。
連絡先:
gijinka☆way.ocn.ne.jp
(☆を@にかえてください)
連絡先:
gijinka☆way.ocn.ne.jp
(☆を@にかえてください)
ブログ内検索
P R
カウンター