異類(人間以外のキャラクター)について研究報告・情報提供・談話をする集まりです。妖怪関連多め。時代や地域は問いません。古典文学・絵巻・絵本・民間説話・妖怪・マンガ・アニメ・ゲーム・同人誌などジャンルを越境する会です。TwitterID: @iruinokai
タイトル:
妖怪図鑑の系譜:序〜藤澤衞彦『妖怪畫談全集』を中心に
発表者:
式水下流氏
要旨:
藤澤衞彦が作り出した『妖怪畫談全集』が重宝された背景としては、雑誌での妖怪図鑑記事が多く掲載され始めた 1960年代には鳥山石燕『画図百鬼夜行』シリーズの図版を知ることができる本がそれ程多くなかったことが少なからずある。石燕の妖怪が多く取り入れられるのは、1967年田中初夫『画図百鬼夜行』まで待つことになる。
実際に田中初夫版の刊行前は水木しげるも「ふしぎなふしぎな話」で取り扱った妖怪は『妖怪畫談全集』の妖怪と「妖怪名彙」から選択している。刊行後の1968 年 4 月の『ぼくら』「ずばりせいぞろい! 日本の 100大妖怪」(大伴昌司構成、水木しげる協力)では、『妖怪畫談全集』では触れられていない「しょくいん」(燭陰)などの妖怪が追加された。更に1968 年 7 月の『冒険王』の斎藤守弘構成の「日本妖怪名鑑」では、それまでの斎藤守弘固有の妖怪はなく、解説に一部『妖怪畫談全集』からの影響や斎藤独自解説も見られるが、「いつまで」(以津真天)や「とうに」(苧うにの読み仮名を「と」と誤読)、ここでも「しょくいん」(燭陰)などが構図も同じ形で描かれ取り上げられた。
更に『百器徒然袋』の妖怪の登場がほぼ『妖怪畫談全集』に準拠しているので、器物の妖怪が多く取り上げられるようになるのは、更に 90
年代まで待つことになるが、田中初夫『画図百鬼夜行』の刊行で大幅に紹介できる妖怪数が増えてきたことにより、70年代以降は雑誌記事から書籍に移って、妖怪図鑑は子供たちに受け入れられていく。
70 年代の時点で水木しげるは藤澤衞彦に限らず、北川幸比古・山田野理夫(『東北怪談の旅』※1、『おばけ文庫』は特に)などの紹介した妖怪たちをお化け絵文庫などで完成され、1980年代に一連の妖怪事典、1990 年代には集大成ともいえる妖怪大全とバージョンアップを繰り返し、多くを集約した形で継続して妖怪を紹介し続けた。
70 年代に水木しげると双璧といっても過言ではなかった佐藤有文もまた『妖怪畫談全集』も含め、多くの書籍から妖怪を紹介してきたが、妖怪解説としての誇張(児童書としての面白さとしては決して水木しげるに引けは取らないと思うが)から妖怪解説として残らなかった点や佐藤有文自身、妖怪図鑑を書かなくなった(ニーズが水木しげるに集約されていったという部分もあると思う。)ことから90 年代以降は懐古的に面白おかしく取り扱われるようになってしまった点は否めない。
こういった時代の流れやその時に出ていた雑誌や本の傾向、個々の執筆者の紹介した妖怪を分析する形の発表とした背景としては、執筆参加させていただいた『列伝体妖怪学前史』※2の存在がある。私が執筆担当をさせていただいた山田野理夫や北川幸比古だけでなく、本の中で取り上げた人物(他にも斎藤守弘や佐藤有文、勿論水木しげるも)と名前だけの掲載に留まった人物(久米みのるや宮崎惇など)のことまで掘り下げてみた。大伴昌司の記事を確認した際には私の主テーマの一つである山田野理夫の独自表記(いんもら鬼、風だぬき)に関する元と考えられることも得られたことは、山田野理夫一辺倒では得られなかった情報だったので、価値のある発見となった。
質疑では、その時代のニーズによる編集側のオファーに対しての雑誌記事という話や藤澤衞彦フォロワーとしての江戸川乱歩、現代に繋がる民俗学界隈の藤澤評の生々しい話が聞けたのは面白く、特に当時の流行りとの兼ね合いに関しては、映画関係と魔神のところで少し触れた程度だったので、この辺は補強できる指摘だと思った。私自身も調査は続けていきたいと思うが、一人で資料を集めて解析をするのには限界があるので、この発表で更に個々の執筆者や妖怪を更に掘り下げるような分析を行う人が出ても面白いと思うし、同じ方向性での調査収集も今後は期待したいところである。
※1『東北怪談の旅』は絶版だが、『山田野理夫 東北怪談全集』に全収録されているので、未読の方は妖怪学前史発売までの間の予習に。
https://honto.jp/netstore/pd-book_03239558.html
※2『列伝体 妖怪学前史』は皆さんが興味を持っていただく、きっかけとして是非読んでいただきたい。
https://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=101258
(文・式水下流氏)
※上記の文は発表者の見解です。
利用される場合は、執筆者名および本サイトの当該記事タイトル・URLを明記してください。
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タイトル:
船幽霊と柄杓
発表者:
怪作戦テラ氏
要旨:
「船幽霊」は、底の抜けた柄杓でもって対応する事例が有名、 かつ広く分布している。
しかし、歴史を遡って見ると「船幽霊」 という単語の初出には柄杓は登場せず、 船を襲ってくる訳でもない。その後も「船幽霊と柄杓」 の組み合わせが定番化するには幾多の変遷を経ていることが分かる 。
一方、江戸時代後期となり、一旦「船幽霊」 が妖怪キャラとして成立すると、狂歌のネタとして成立するほど「 船幽霊と柄杓」 の組み合わせは定番のお約束として知られていくようになった。
一方で、愛知には船幽霊的な事象に対して「通常の柄杓」 で対応する記録が複数見られる。また、 近隣地域にて水に飢えた溺死者の霊に柄杓で水を与えた事例や「 溺死者の霊が水に飢えるのは当然」とした記録も残っている。
改めて「船幽霊への対処アプローチ」を分類して考えてみると、
1、やり過ごし型(底抜け柄杓など)
2、撃退型(火、刃物など)
3、供養型(食料、仏法)
に分けて考えることができる。
愛知の「通常の柄杓で船幽霊の如き物」に対応する事例は、 3の供養型だと考えることができ、飲料水の象徴としての柄杓、 あるいは流れ灌頂のような仏法による供養が本来の形だったのでは ないかと思われる。
その他、アカトリや船上の柄杓についても様々な事例、 視点を紹介した。
知名度の割に論考の蓄積が少ない「船幽霊」について、 特に江戸時代以前の記述の変遷を整理、紹介し、常識と逆の「 通常の柄杓による対処」について、どう捉えるべきか、 見解を示せたのではないかと考えます。
(文・怪作戦テラ氏)
※上記の文は発表者の見解です。
利用される場合は、執筆者名および本サイトの当該記事タイトル・URLを明記してください。
船幽霊と柄杓
発表者:
怪作戦テラ氏
要旨:
「船幽霊」は、底の抜けた柄杓でもって対応する事例が有名、
しかし、歴史を遡って見ると「船幽霊」
一方、江戸時代後期となり、一旦「船幽霊」
一方で、愛知には船幽霊的な事象に対して「通常の柄杓」
改めて「船幽霊への対処アプローチ」を分類して考えてみると、
1、やり過ごし型(底抜け柄杓など)
2、撃退型(火、刃物など)
3、供養型(食料、仏法)
に分けて考えることができる。
愛知の「通常の柄杓で船幽霊の如き物」に対応する事例は、
その他、アカトリや船上の柄杓についても様々な事例、
知名度の割に論考の蓄積が少ない「船幽霊」について、
(文・怪作戦テラ氏)
※上記の文は発表者の見解です。
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タイトル:
広告塔としての件(クダン)-『依而如件』の意義-
発表者:
笹方政紀氏
要旨:
人面牛身の異獣「件(くだん)」(以下、「クダン」とする)は、 コロナ禍で疫病退散の象徴として注目された「アマビエ」 と同様の存在であり、その特徴として特に予言をすること、 そして予言は外れないという点がピックアップされた。しかし、 クダンには他に「その言うこと一言は正しい」 という重要な特徴もある。それは「依而如件( よってくだんのごとし)」の言葉で表現され、 予言をすることよりも以前にクダンに備わるものである。
本発表では、近世から近代にかけて、クダンと「依而如件」 の関係を確認するとともに、「如件」 の文字を伴うクダンを商標とした「痔薬」と「鋸」 の2種類の広告について考えた。
岡山に本店を有した「肛門薬商会」(痔薬) のクダンの姿を標した広告は、 岡山駅近くにあった地元の大きな看板から、特約店・ 販売店を拠点とした琺瑯(ホーロー)看板、そして新聞・ 雑誌の紙面において掲載された広告と展開されることで、 地元周辺だけでなく全国規模に広がるものであったことが窺えるも のであった。記事広告では「効能書に嘘は言はぬ」 という意味でクダンを商標として選んだという。 その広告の反応は幾つかの民俗資料などにも残されている。「 肛門薬商会」は昭和の戦前には輸出も始め、 戦後しばらく続けたのち店を閉じている。
熊本の人吉市に店舗を構えていた「件鋸店(件鋸製作所)」では、 製作した鋸の両面にクダンの商標を刻印していた。 大工町の店舗や向かいの工場付近では複数の看板広告があった。 店舗では入口上部に鋸を模した看板が、また、 ショーケースにも立て看板が掲示され、クダンの商標と共に「 クダンハウソヲイワヌ」の言葉を添えられていた。 これら存在感のある看板広告は鋸を必要とする林業従事者だけでな く、観光で訪れる者にも大きなインパクトを与えるものであった。
クダンの商標はどちらも「如件」を伴うものであり、「如件」、 つまりクダンの「その言うこと一言は正しい」ことをもって、 商品の有効性や出来(切れ味)を保証するものであった。 ともすればクダンは予言をすることが取り上げられがちではあるが 、正しいことを言うことは、原初的であり、かつ、 クダンの根幹をなす特徴であるといえる。 今後もクダンの広告に関する資料を集めることで、 さらに当時の人々がクダンを求めた心性を解き明かせるものと考え る。(文・笹方政紀氏)
※第112回は8月21日(土)15時、 Zoomにて開催しました。
次回は9月26日(日)15時、Zoom開催。
広告塔としての件(クダン)-『依而如件』の意義-
発表者:
笹方政紀氏
要旨:
人面牛身の異獣「件(くだん)」(以下、「クダン」とする)は、
本発表では、近世から近代にかけて、クダンと「依而如件」
岡山に本店を有した「肛門薬商会」(痔薬)
熊本の人吉市に店舗を構えていた「件鋸店(件鋸製作所)」では、
クダンの商標はどちらも「如件」を伴うものであり、「如件」、
※第112回は8月21日(土)15時、
次回は9月26日(日)15時、Zoom開催。
タイトル:異類「リュウグウノツカイ」の怪異の諸相
発表者:寺西まさひろ氏
要旨:
本発表では、まず大きく三つのテーマに分けて魚類・ リュウグウノツカイをめぐる怪しい話題についての説明を行った。
「名も知れぬ魚からリュウグウノツカイへ」では、 リュウグウノツカイという和名が定着するまでの経緯、 及びそれ以前の幕末・ 明治期にリュウグウノツカイという名を用いずにこの魚の出現が記 録された例を示した。 その上で現代においてリュウグウノツカイが紹介される際、 その名前と姿による印象を反映して「神秘」「龍宮の使者」 といった修辞をもって語られる傾向にあり、 それらが創作物のなかのリュウグウノツカイ像にも反映されている ことを示した。
「何物かの正体としてのリュウグウノツカイ」では、この魚が「 人魚」や「大海蛇(シーサーペント)」 の正体とされる言説の発端や性質について概観し、 それらが生物図鑑の豆知識欄などに頻繁に用いられて雑学的話題と して広く受容されていることを確認した。さらに昨年からは「 アマビエ」 とリュウグウノツカイを関連付けた創作表現が増加しており、 数名のクリエイターによるリュウグウノツカイの要素を使って表現 されたアマビエのイラスト作品を参照しながら、 実在生物をモチーフとした妖怪表現の特質や傾向について考察する 端緒とできないかという旨を述べた。
「凶兆・吉兆としてのリュウグウノツカイ」では、 リュウグウノツカイの出現が地震など災害の前兆といわれること、 また反対に豊漁などの吉兆といわれることについての具体例の確認 や検証の過程について検討した。 科学的な仮説として発表された地震の前兆説が曲解を含みつつ都市 伝説化していった側面があること、 さらに近年の検証により地震との関連が否定され、明確に「迷信」 と扱われる場面が増えたことを確認した。吉兆の話題では、 リュウグウノツカイが吉兆とされるのは日本の古くからの伝承と称 されながら根拠が不明確であること指摘し、 その具体性のなさを補うように、 報道などでは個人の希望を反映したり、 パワースポット観と関連した内容が記されていることを示した。 それ以外では水族館のイベントやアマビエとの結びつけを経た結果 、リュウグウノツカイが人々の願い・ 祈りと寺社と媒介する図像として機能している事例も興味深い話題 として紹介した。
最後にリュウグウノツカイが実話怪談やホラー小説でも効果的に用 いられていることも紹介し、この魚が様々な領域で活躍しており、 重層的に形成されていったそのイメージについて更なる分析や事例 収集の余地があるのではないかという旨を述べて発表を終了した。
質疑応答とzoomチャット欄では多岐に亘る話題提起と資料の提 示していただいた。
まず発表者が取り上げていなかった資料として、『献英楼画叢』 に収められた雌雄の魚(リュウグウノツカイ)の図、明治17年、 24年の新聞記事などが挙げられた。 記事からは漂着したリュウグウノツカイと思しき魚に酒を飲ませて 海へ帰したという事例が確認でき、 海亀や鮫などと同様の対応がとられた記録として興味深く思われた 。海外の資料としてはルナールの人魚図、 ギリシャ神話におけるケートスとリュウグウノツカイを結びつける 説に関する論文が紹介された。
このほか、説話や芸能を含む近世以前からの「龍宮」観の変遷、 民話や伝説にみえるリュウグウノツカイ以外の龍宮からの使者につ いて、龍宮からの「使者」であることの意味、 中学生の世間話のなかで地震の予兆としてリュウグウノツカイの使 いの名が挙がったこと、 リュウグウノツカイを含む深海生物のブームについて、 深海魚出現などの宏観異常現象がどのように扱われてきたか、 といった話題についての議論があった。さらにはアニメ『 キテレツ大百科』にリュウグウノツカイ登場回があること、 リュウグウノツカイを調理して食べた結果をまとめた同人誌の紹介 などもあり、各方面たいへん興味をひかれる内容となった。(文・寺西まさひろ氏)
※5月30日に開催した第109回の報告です。
なお、次回は6月27日午後3時Zoomでの開催となります。
発表者:寺西まさひろ氏
要旨:
本発表では、まず大きく三つのテーマに分けて魚類・
「名も知れぬ魚からリュウグウノツカイへ」では、
「何物かの正体としてのリュウグウノツカイ」では、この魚が「
「凶兆・吉兆としてのリュウグウノツカイ」では、
最後にリュウグウノツカイが実話怪談やホラー小説でも効果的に用
質疑応答とzoomチャット欄では多岐に亘る話題提起と資料の提
まず発表者が取り上げていなかった資料として、『献英楼画叢』
このほか、説話や芸能を含む近世以前からの「龍宮」観の変遷、
※5月30日に開催した第109回の報告です。
なお、次回は6月27日午後3時Zoomでの開催となります。
「山田野理夫 その怪談と妖怪と美」
発表者:式水下流氏
発表者:式水下流氏
水木しげるの妖怪解説にも多く影響を与えたのが、
山田野理夫は仙台に生まれ、 両親から土地の民話を聞いて育っていた。( 原話者に両親の名前も)その後、農林省の調査員、 宮城県の編纂委員として色々な土地に赴いたことから東北を中心に 聞書を行い、怪談収拾ノートとしてまとめていった。 ノートは聞書した話だけでなく、 調査した文献から抜き出した話も記載されていたことが、 著作から推測できる。
そこから話を膨らませて、 土地土地の個性を崩さないように歴史的強度的抒情を意識したとあ るので、一つの話(『宮城の民話』と『仙台伝説集』) を参考に創作の傾向を確認した。地の文を会話文にしたり、 同一登場人物の別の話を組み込んだりもするが筋は大きく変えてい ないが、原文に書いていない誇張表現が幾つが見られた。
この創作技法が妖怪に対してどのように使われているかを山田野理 夫が多く採用している藤澤衛彦『妖怪畫談全集〜日本篇上』 のキャプションとの比較も行った。取り扱った妖怪はうわん・ イヤミ(否哉)・おとろし・神舞など藤澤衛彦の創作を採用し、 山田野理夫が話を膨らませたケースやぬらりひょんや目目連のよう に山田野理夫がオリジナルで創作したケースを上げて、 水木しげるやそれ以降の妖怪解説(図鑑・特撮・ゲーム等) に採用されている事例をあげた。 真贋の判定が難しい上手い匙加減で創作されているものもあるが、 明らかに誇張しすぎてしまっている例もあり、 それらは用例があってもそのような妖怪であるとは思われていない 。
また、 別項でわいらと赤舌という二体の妖怪に関して細かく分析を行った 。元々それらは図だけの特に説明のない妖怪であったわいらは「モグラを掘り食ふ」 と藤澤がキャプションを入れたものに、 雄と雌の色の話やモグラを食べているのを茨城県の医者が見たとい う話を更に水木しげるが自論を追加して、 拡散されたがためにわいらが茨城の妖怪であるという話やモグラを 食べるという話がわいらの要素になってしまっている。
赤舌は「関口を開き悪業の田を流す」 という藤澤のキャプションから農林省時代の水利や治水などの知識 から青森の水争いの話とし、 赤舌が水門を開くことで解決したという話を創作した。 これらは山田野理夫が何を元にしてどのように話を膨らませている かが、よく分かる事例である。
そこから話を膨らませて、
この創作技法が妖怪に対してどのように使われているかを山田野理
また、
赤舌は「関口を開き悪業の田を流す」
確かに辿れる情報が得られない状態では、学術的な視点としては、 それらを典拠とすることは危険であると言えるが、 山田野理夫は学術的に作品を発表していないので、 その作品としては決して悪いと言うことにはならず、 寧ろ民話や怪談や妖怪話として、情景が浮かび、 流麗で読みやすい、 素晴らしい作品であることは多くの人に知っていただきたい。
今後は創作に使われた素材(実際にある伝承であれば、 それを明示していく)がどのように変化したのか、 それが発表されて以降どのように流布されていったかは引き続き調 査していく。 情報自体は個々の嗜好や研究の対象として取捨選択は異なると思う が、妖怪の変遷を考える上では、 山田野理夫が与えた影響は避けては通れない道なので、 少なからず整備はしていきたい。(文・発表者)
(2019年9月21日於武蔵大学)
次回は今月26日午後2時、武蔵大学にて開催します。
詳細は追ってお知らせします。
詳細は追ってお知らせします。
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プロフィール
HN:
異類の会
年齢:
15
性別:
非公開
誕生日:
2009/09/15
自己紹介:
新宿ミュンヘンで誕生。
連絡先:
gijinka☆way.ocn.ne.jp
(☆を@にかえてください)
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