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異類(人間以外のキャラ)について研究報告・情報提供・談話をする集まりです。時代や地域は問いません。古典文学・絵巻・絵本・民間説話・妖怪・マンガ・アニメ・同人誌などジャンルを越境する会です。
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日時:9月21日(土)14時
会場:武蔵大学3号館2階3201教室(院生GS)
    ※最寄り駅=西武池袋線江古田駅
          西武有楽町線新桜台駅

          都営大江戸線新江古田駅

発表者:式水下流氏

タイトル:
山田野理夫 その怪談と妖怪と美

要旨:
山田野理夫(1922/7/16- 2012/1/24 詩人・作家・編集者)という名前を見た時におばけや妖怪などの異類を嗜好とする人々は、実際には伝承されていない(と思われる)妖怪の話を創作し、水木しげるの妖怪解説に影響を与えた人物として連想される方が多い。実際に有名なところでは「わいら」という妖怪がモグラを食べているのを茨城県の医者が見たという話(『おばけ文庫2 ぬらりひょん』)や青森県での水争いを「赤舌」という妖怪が解決したという話(『東北怪談の旅』)などは、確かに辿れる情報が得られないので、学術的な視点としては、それらを典拠としすることは危険であると言える。
しかしながら、山田野理夫は学術的な資料として作品を発表している訳ではない点は言うまでもなく、山田野理夫が書いたものが、作品として決して悪いと言うことにはならない。
当発表では山田野理夫が参考にした資料や実際に聞き書きを行った実例、水木しげる以外に影響を与えた作品などを通して見ながら、妖怪の情報の変遷と山田野理夫の軌跡を俯瞰していく。

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日時:6月29日(土)14:00
会場:武蔵大学3号館2階3201教室(院生GS)
   ※最寄り駅=西武池袋線江古田駅/西武有楽町線新桜台駅/都営大江戸線新江古田

発表者:小山田浩史氏
「UFO現象の文化的研究について 円盤搭乗員の分析を中心に」

要旨:
1947年以降世界各地で「空飛ぶ円盤」とその搭乗員の目撃が報告されるようになったが、一見荒唐無稽と思われるこれらの語りが持つ文化的・社会的な意味とは何なのだろうか。
今回の発表では、UFO現象の文化研究史を紹介するとともに、個々の事例の中から特に円盤搭乗員(いわゆる「宇宙人」)の不可解な振る舞いや奇怪な外見といった特徴を対象にし、それらが我々のどのような想像力から立ち現れてきたものなのかを考察してみたい。


来聴歓迎!

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今週の土曜日開催の異類の会のご案内です。
皆さま、よろしくご参加ください。


日時:5月25日(土)14:00
会場:武蔵大学3号館2階3201教室(院生GS)
   ※最寄り駅=西武池袋線江古田駅/西武有楽町線新桜台駅/都営大江戸線新江古田駅

発表者:中山恵那氏
タイトル:お伽草子を中心とした鼠の擬人化

要旨:
鼠は、人間にとって古くから身近な存在であり数多くの物語や絵画に登場している。また、それらの作品に登場する鼠は、時に害獣であったり縁起の良い存在であったりと様々な面で捉えられており、示すべき面によって異なる表現がとられる。
『鼠草子』、『弥兵衛鼠』、『かくれ里』等、お伽草子には擬人化された鼠が多く登場し、場面や役割によって描き分けがなされている。それらの色や形態などの表現に着目し、人間や鼠以外の擬人化された動物と比較しつつ鼠が擬人化される際の特徴を分析する。また、擬人化と本来の姿の別については文章で詳細に記述される事が少なく挿絵のみに表現される事が多いので、文章と挿絵の齎す効果がいかなるものかという事について考える。


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日時:4月27日(土)14:00
会場:大東文化会館404号室
※ 大東文化大学ではなく、「大東文化会館」という関連施設です。
 東武東上線の東武練馬駅・北口から徒歩5分。
 池袋から急行などに乗ってしまうと「東武練馬駅」を通過してしまうので、必ず「各駅停車」にご乗車下さい。
 大東文化会館アクセスマップ
 https://www.daito.ac.jp/file/block_49513_01.pdf

発表者:今井秀和氏
タイトル: 平田篤胤『仙境異聞』にあらわれた「生物」観


要旨:
江戸後期の文政年間、常陸国にあるという天狗の棲む世界と、江戸とを行き来していると自称する少年、寅吉が世間を賑わせた。国学者の平田篤胤による『仙境異聞』は、寅吉への聞き取りをまとめて著されたものである。そこには、寅吉が見聞きしたという「天狗」に関する詳細な情報などのほか、鉄を食う獣、四足を生やした鯉といった奇妙な生物をめぐる知識も記録されている。
昨年末に刊行された、平田篤胤著、今井秀和訳・解説『天狗にさらわれた少年 抄訳仙境異聞』(KADOKAWAソフィア文庫)に付した注釈では、紙幅の都合上、仙境における「生物」の関連情報について充分に述べることができなかった。本発表では『仙境異聞』に載せられた「生物」知識と、和漢の文献に記された情報との比較を通して、寅吉らが紡いだ仙境の「生物」観に迫ってみたい。

伊藤曰、
上記、今井氏新著については下記URLをご参照ください。
今井秀和(訳・解説)『天狗にさらわれた少年 抄訳仙境異聞』(角川ソフィア文庫、2018年12月) 950円

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日時:3月9日14時
会場:武蔵大学3号館2階3201教室(院生GS)
   ※最寄り駅=西武池袋線江古田駅/西武有楽町線新桜台駅/都営大江戸線新江古田駅

発表者:廣田龍平氏
タイトル:
アニミズム、パースペクティヴィズム、マルチスピーシーズ――民俗学的/人類学的な異類・妖怪研究のための理論的エクスポジション

要旨:
異類や妖怪は、どのような理論で捉えることができ、またどのように理論化することができるのだろうか? 特に民俗学のように、いろいろな意味で理論化が欠如している分野で妖怪や異類を研究するならば、これは大きな問題になるだろう。ここで注目したいのが、現代人類学のうち、「存在論的転回」と称される一大潮流のなかで、異類(「非人間」nonhumanと呼ばれることが多い)に関する事例が、新しい理論化の中心に位置づけられているということである。今回の発表は、この理論的動向を異類研究者に紹介することを目的とする。
「存在論的」人類学の問題意識は、非人間についての人々の語りや実践を表象や文化、想像力などに還元せず、正面から受け止めるならばどうなるのかを問う。どのようにすれば非人間の世界を描き出せるのか? そのためにはどのように私たち自身が変わっていかなければならないのか?
今回の発表では、20世紀末から盛んになってきたこの潮流の諸前提を概観したうえで、ブリュノ・ラトゥールが提示した2つの主題「類型」と「爆弾」に沿って、代表的な理論であるアニミズムとパースペクティヴィズムを解説し、副主題としてマルチスピーシーズ研究に簡単に触れてみたい。ちなみに本発表の目的は、あくまで主題の提示(exposition)であり、いかに主題を展開するかについては、発表者自身の研究の一部を示すだけになる。

※来聴歓迎!

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プロフィール
HN:
異類の会
年齢:
9
性別:
非公開
誕生日:
2009/09/15
自己紹介:
新宿ミュンヘンで誕生。

連絡先:
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