異類(人間以外のキャラクター)について研究報告・情報提供・談話をする集まりです。妖怪関連多め。時代や地域は問いません。古典文学・絵巻・絵本・民間説話・妖怪・マンガ・アニメ・ゲーム・同人誌などジャンルを越境する会です。TwitterID: @iruinokai
第131回開催のご案内
日時:3月26日(日)15時00分
発表者:
加藤崇人氏
要旨: 伝承に語られる恐ろしい怪物、絵巻物に描かれた凶悪なビジュアル 、祭礼に現れたる巨大な練物、現代サブカルチャーに登場する様々 なキャラクター……「牛鬼」はその媒介によって多種多様な一面を 持つ妖怪である。
本発表ではそうした「牛鬼」の持つ多面性に関して資料を交えなが ら整理分析を行い、特に戦後昭和から現代にかけて、どういった「 牛鬼」表象が形作られ、また受け入れられていったのかについての 考察を行う。
※来聴歓迎!
初めて参加する方は
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日時:3月26日(日)15時00分
会場:オンライン(Zoom)開催
タイトル:
現代における「牛鬼」表象とその成立について
現代における「牛鬼」表象とその成立について
発表者:
加藤崇人氏
要旨:
本発表ではそうした「牛鬼」の持つ多面性に関して資料を交えなが
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第130回開催のご案内
日時:2月26日(日)15時00分
会場:オンライン(Zoom)開催
タイトル:
酒と煙草の合戦物語について
ー江戸時代の異類合戦物『酒煙草合戦』を読むー
酒と煙草の合戦物語について
ー江戸時代の異類合戦物『酒煙草合戦』を読むー
発表者:
伊藤慎吾
要旨:
宴の席上で酒の大将能登守七尾庄司と煙草の大将薩摩守国部( 国分)太郎呑吉が口論する。
それをきっかけに酒と煙草の合戦が勃発する。
戦の顛末やいかにーー。
昨年の会(第120回)で「近世期異類合戦物の見取り図」 と題する話をした。
その際は、 異類合戦物の歴史的展開の大枠を捉えることがメインであったが、今回は 前回の議論を踏まえて『酒煙草合戦』という小品を取り上げる。
さしあたり、内容理解につとめ、 また成立背景についての若干の所見を提示する程度のものになる。
未だ暗中模索の状況なので、参加者には、 色々な角度から意見や感想を出していただければ幸いである。
※来聴歓迎!
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第128回のご案内
今回は年末の談話会ということで、色々な話題を5~10分くらいで出していきます。
日時:12月18日(日)15:00
今回は年末の談話会ということで、色々な話題を5~10分くらいで出していきます。
日時:12月18日(日)15:00
会場:オンライン(Zoom)
⬛️古典部門
斉藤竹善:『雑譬喩経』の中の鬼の宝物について
池上保之:『吉野拾遺』の『徒然草』利用について
杉山和也:(録画)ポルトハイム財団民族学博物館蔵『舌切雀絵巻』について
――嶺田楓江と舌切雀説話――
伊藤慎吾: 江戸後期異類合戦物の新出資料―『世帯平記看略巻』の版木―
~10分休憩~
⬛️歴史・民俗部門
羽鳥佑亮: 貧乏神はなぜ団扇をもつのか?
林京子:(録画)孫太郎の探索
磯野康孝: 金井観音小考 -昨今の歴史整備事業の問題点など-
間所瑛史:足立区の蛇橋伝説について
怪作戦テラ:船幽霊と柄杓 柄杓で水を求める事例詳細、漁業と船幽霊について
~10分休憩~
⬛️現代部門
鳴海あかり:「丑の刻参りは見られたら効かない」は昔からの決まり?
伊藤龍平:釣瓶落としから口裂け女まで
笹方政紀:宝塚ファミリーランドの妖怪ランド
黄之瀬寛朗:新聞記者・竹節作太が見聞した異類を巡って
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第127回開催のご案内
日時:11月20日(日)15時00分
発表者:
鳴海あかり氏
要旨:
日時:11月20日(日)15時00分
会場:オンライン(Zoom)開催
タイトル:
いわゆる「丑の刻参り」はどこからきたのか?
いわゆる「丑の刻参り」はどこからきたのか?
発表者:
鳴海あかり氏
要旨:
「丑の刻参り」は誰でも知っているであろう有名な呪法である。 丑の刻に神社に参拝し、 ご神木に憎い相手に見立てた藁人形を釘で打ち込んで相手を呪うも のである。近世においてほぼ成立したとされており、 事実近世期に多くの事例が確認できる。 しかし文明開化によって迷信として潰えてしまったかというとそう ではなく、近現代にも多くの事例が確認できる。 また千葉県松戸市で今年6月、 プーチン大統領を呪う藁人形を打ち付けた男性が逮捕されたのは記 憶に新しい。
しかしながらその有名ぶりに反し、 丑の刻参りについての研究は十分に行われてきたとは言えない。 前述の通り近世においてほぼ確立したとされているものの、 この呪法がどのように成立していったのか、 実際にはまだ十分に論じられてこなかったと言える。
特に、 現在丑の刻参りと言って真っ先に思い浮かぶのは藁人形ではないだ ろうか。 しかし藁人形という要素は実は比較的新しい要素である可能性が高 いことが、今回調べていく中で判明した。 そういった各種重要な構成要素に注目して、 丑の刻参りという呪法がどのように組み上げられていったのか、 その変遷を辿ろうと思う。
しかしながらその有名ぶりに反し、
特に、
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