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異類(人間以外のキャラクター)について研究報告・情報提供・談話をする集まりです。妖怪関連多め。時代や地域は問いません。古典文学・絵巻・絵本・民間説話・妖怪・マンガ・アニメ・ゲーム・同人誌などジャンルを越境する会です。TwitterID: @iruinokai
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第139回開催のご案内

日時:12月24日(日)15:00 
会場:オンライン(Zoom)

タイトル:

「天狗と修験者」再考
発表者:久留島元氏
要旨:

このたび白澤社さまより『天狗説話考』を出版していただいた。

通史的な天狗研究といえば、すでに古典的名著と言ってよい知切光歳の一連の著作があり、研究書としては今年文庫化もされた宮本袈裟雄『天狗と修験者:山岳信仰とその周辺』がある。


宮本の論考は『怪異の民俗学 天狗と山姥』(河出書房)にもおさめられるが、副題のとおり修験道史研究の立場から天狗の民俗伝承や、図像的特徴を考察したものである。しかし書籍の後半は「里修験」など民間信仰の担い手としての修験者を考察することにあてられ、天狗説話とのつながりは必ずしも重視されなかった観がある。


私は文学研究の立場から天狗研究に入り、修験道史研究はまだ勉強中の身の上であるため宮本著の位置づけを正確に行うことはできない。しかし拙著ではこれまで自明視されてきた山伏と天狗の関係を見直し、山伏と天狗の関係も歴史的に形成されてきたものと位置づけた。


改めて天狗説話の担い手としての修験者(山伏)の活動について、参考になりそうないくつかの事例を紹介しつつ、「天狗と修験者」の関係を再考したい。


※来聴歓迎!
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